2021-04-19 第204回国会 参議院 決算委員会 第4号
日本の酪農、乳業は、我が国で消費される牛乳、乳製品需要の約六〇%を生産をしておりまして、豊かな食生活の一端を支える重要な産業分野であるというふうに考えております。
日本の酪農、乳業は、我が国で消費される牛乳、乳製品需要の約六〇%を生産をしておりまして、豊かな食生活の一端を支える重要な産業分野であるというふうに考えております。
しかしながら、先ほど申し上げたように、これからの飲用の消費、需要の伸びはなかなか期待できず、むしろ加工の方が伸びていくということ、また、加工については、さまざまな国際関係で競合関係もあるということも踏まえますと、現在さまざまな改革をしている中で、増加が見込まれる乳製品需要に安定的に応えていく必要があるというようなことですとか、生産現場からも安定的な制度が求められているということも踏まえまして、今回の
これは、消費拡大の取り組み、それから、チーズを中心とする乳製品需要の伸び等に即して、昭和三十七年度における推定人口も勘案して算出した需要量を見込んでおります。
中国の乳製品需要の拡大を見込んで、他国での原料確保、製品製造に意欲を強めていて、これも新聞記事ですけれども、三月には内閣府の対日投資に関する有識者懇談会でこうした事業展開、日本との連携の構想を説明したというふうになっていますので、大変に私は心配しているんです。 実は、去年の八月にブルネイ交渉会合に行ったときに、ニュージーランドの首席交渉官と直接お話をさせていただく機会がありました。
これは生産者団体が自ら製造した乳製品を適時に放出する取組、あるいは不需要期の乳製品需要を創出する取組と、そういったものを支援するということになっているわけですけれども、この生産者が不需要期に需要を創出するというのはどういうものなのかということと、それから、それは生産者の出資次第になりますねということにもなろうかとも思うんですが、一体どれくらいの需要創出を見込んでいるのか、伺います。
国内の乳製品需要に限りがありますが、経済成長が著しいインドや中国などのアジア諸国では乳製品の需要が拡大しています。今後、アジアの富裕層を中心としたチーズ、バターなどの需要を初めとする海外需要は一層拡大されるのではないかと言われているところでもございます。 今後の乳製品の輸出拡大に対してどのような政策をお考えで、どのぐらいの需要が喚起できると考えていらっしゃるのか、お聞かせください。
一方、乳製品の国際需給の逼迫、乳製品需要の増加、本年度末からのチーズ工場の本格稼働を背景に、二十年度の計画生産は三年ぶりに増産を決定したところであり、加工原料乳の安定的な確保が求められております。 こうしたことを踏まえ、加工原料乳生産者補給金の単価については、加工原料乳の再生産を確保し、生産性向上に取り組んだ生産者の努力が報われるよう、適正に価格を算定することが重要と考えます。
その具体的な基準につきましては現在、検討中でございますが、考慮すべき事項といたしまして、過去の一定期間の価格動向、価格変動の許容範囲、生乳生産の動向、需給事情、これは在庫ですね、乳製品需要の見通し等が挙がっておりまして、これらを総合的に勘案した上で、価格の高騰が相当期間継続すると認められた場合に放出することといたしたいと思っております。
これは基本的には一頭当たりの乳量の伸びが最近極めて大きいものがございまして、前回の生産費調査でも二・二%という数字が出ておったと記憶いたしておりますが、そういう状況の中で、他方、飲用乳を中心といたしまして牛乳・乳製品需要が現在やや停滞ぎみにございまして、その両方の面からそのような頭数になっている、このように理解しております。
ねでございますけれども、日本の酪農の安定的な発展を図るためには、需要の拡大を図って、その需要に見合った計画的な生乳の生産をするということが重要であるわけですけれども、最近における生乳の需給について見てみますと、生産の面では三年以降順調に回復をして拡大を続けているわけですが、一方、四年度におきまして、景気の後退だとか四年度初夏までの天候不順というようなことの影響によりまして、飲用需要が停滞をした、また、クリーム等の乳製品需要
まず私は、基本として、乳製品需要に対して国産品を使い、そして輸入は行われない、この原則が今ほど求められているときはないと思うのです。また、酪農経営を考えて限度数量は拡大すべきであります。輸入の乳製品の生乳換算で二百六十七万六千トンも輸入されているのです。せめてこの中から三十万トン、限度数量上積みの方に回していく、これくらいの措置はぜひとも検討をしていただきたい。御答弁ください。
今後の需給動向につきましては、生乳生産や牛乳・乳製品需要の動向等を慎重に見きわめる必要があるというふうに考えております。 保証価格につきましては、先生御指摘のように、牛乳生産費調査の結果を踏まえまして、配合飼料等の生産資材の価格、副産物価格の動向、労働時間や一頭当たり乳量の動向等の種々の要因により算定されるものでございます。
この見通しの内容も御説明をしなければいけないのでありますけれども、御承知のとおりでございますが、基本的には、この二年ほど大変好調な飲用牛乳あるいは特定乳製品需要の影響を受けまして、国内産では完全にカバーできないという見通しを私ども持っております。結果的には、生乳換算で約二十六万トン程度のいわば加工原料乳不足という状態が見通されております。
飲む方の牛乳の需要を中心として、季節変動も大変ございますし、我が国におきましては、生乳は飲用の方に二、加工の方に一というぐあいに配分されておりまして、飲用の方が例えば五%伸びますと、加工向けが倍の一〇%減に響いてくるということで、乳製品の方にそのしわ寄せが大変大きくかかってくるのが実態でございまして、そういう場合には、やはり今回のように飲用牛乳の方が大幅に予想を上回って推移する場合には、一時的に乳製品需要
ただ、この現象というのは、ただいま申し上げましたとおり、非常に天気がよかったということ、あるいはまたちょうど取引基準になります乳脂肪率が変わった最初の年であったということが寄与していた面がございまして、この条件というものが今後常に確保されていくということはなかなか難しいのではないか、率直に申しまして、飲用牛乳あるいは乳製品需要については大変飽和状態に近づいておるという見方を私ども基本的には持っておりまして
○濱田説明員 まず需給計画について申し上げますと、六十二年度の計画生産につきましては、生産者団体は、近年の需給動向から飲用需要は前年度並み、それから乳製品需要は微増というような見通しでいったわけでございまして、過剰乳製品の解消を図るために、ナチュラルチーズの原料乳部分を除きますと、六十一年度に引き続き減産目標を設定いたしまして生産を行ってきたわけでございます。
○安井委員 ずっと調べてみますと、牛乳生産計画の中に特定乳製品需要量というのが計上されているわけです。ずっと今までの傾向から見ますと、その需要量が大体限度数量と等しくなっているというふうな事態があります。ですから、今度の需要量の見通しは二百三十万トンですから、今の二百十万トンから二十万トンぐらい上げたって、従来からのバランスからいって大丈夫なんじゃないか。
また、加工原料乳限度数量については、最近における乳製品需要の増大、脱脂粉乳の輸入等を踏まえ、適正に決定すること。 二 豚肉、牛肉の安定基準価格等については、再生産の確保を図ることを旨として適正な水準に決定すること。 三 酪農負債整理資金については、酪農家の負債の実態を踏まえ、継続して貸付けを行うこと。 また、畜産農家の経営を改善するため、特別の融資措置等を講ずること。
○菅原委員 何せ昨年は乳製品需要の増大で事業団が脱脂粉乳の放出を行った結果、在庫がゼロとなり、急遽八千トンの脱脂粉乳の輸入を行ったという経緯がございます。政府の見通しの甘さに、国内で計画生産に苦労している生産者からは、全く納得できないという声も聞かれているのでございますので、まずこの点について、政府はどう反省しているか、お伺いしたいと思っております。
五十九年度の限度数量の設定に当たりましては、生乳の生産事情などを総合的に勘案しまして、さらに本来生乳等で賄い得るはずの特定乳製品需要というものが大体約三十三万トン程度あるんじゃないか、その中で二十万トン程度は生乳への置きかえをやってもらいたいということを期待して二百二十二万トンとしたわけでございます。
それから乳製品需要量が三百八十三万九千トンでございます。その中にこれはチーズも含まれております。したがいまして、この中に、先ほども申し上げたわけでございますが、食料需給表ベースはチーズも含まれておりますので、輸入のナチュラルチーズというものも約百万トン程度含まれておる、そういったような状況でございます。
また、特定乳製品需要の中には、ヨーグルトの生産に脱脂粉乳を使うなど、本来生乳等で賄い得るにもかかわらずコスト等の関係で特定の乳製品に向けられている需要が相当程度見込まれるわけであります。
昨五十七年度の場合は、今度は政府の乳製品需要と供給の見通しが全く誤ったものになってしまったわけです。その誤った見通しによって、つまり乳製品はきわめて過剰で、民間も事業団も在庫がたくさんあってどうしようもないからというので限度数量を据え置き、乳価も、ちょっぴり上げたわけですけれども、抑制したわけです。こういういままでの経過についてどう反省しておられるか、これは畜産局長。